PonZ Contents Viewer
静止画も動画もサクサク管理。RAW 現像も内蔵。
Mac / Windows それぞれで使える機能は 機能比較表 を参照してください。
このアプリで何ができるか
- SD カード等から
yyyy/mmフォルダに自動仕分けしながら取り込む (Import / Organize)。 - 動画 RAW (NRAW / R3D / R3D NE / Canon C-RAW) と一般動画 (MP4 / MOV) を一覧・プレビュー・スクラブ再生。
- 各社 RAW 静止画 (Canon CR3・CR2 / Fujifilm RAF / Nikon NEF・NRW / OM ORF / Panasonic RW2 / Pentax PEF / Sony ARW / Adobe DNG・iPhone ProRAW) と一般静止画 (JPEG / TIFF / PNG / HIF / HEIF / HEIC) を一覧・拡大プレビュー。
- ★レーティング、色ラベル、C.TAG (カスタムタグ)、スタックで選別し、複数条件フィルタで絞り込み。EXIF・AF ポイント・GPS などのメタ情報も表示。
- Preview / Edit を別ウィンドウに分け、ワークスペースとして複数レイアウトを保存・切替。
- 静止画を非破壊で編集 (19 スライダ + 傾き・クロップ・透視補正・Upright Auto・スポット修正)、JPEG と 10bit HEIF (RAW/DNG/HIF/HEIF/HEIC、Nikon HLG NEF) に書き出し。
- GPX ログから GPS 座標を後付け。撮影時刻のオフセット補正も可能。
- 動画は LUT プレビュー、フレーム切り出し、DaVinci Resolve への送信、PonZ ゴミ箱による削除管理。
- macOS では Apple Intelligence によるタグ検索・写真講評、PonVaultChat 連携も利用可能。
動作環境
| OS | 要件 | 制約 |
|---|---|---|
| macOS | macOS 13 以降 / Apple Silicon (M1 以降) | 全機能利用可。Apple Intelligence 関連 (AI 講評・AI 検索) は対応環境 (macOS 26 以降 + Apple Intelligence 対応 Mac) のみ。 |
| Windows | Windows 10 / 11 (x64) | Mac 限定機能 (HEIF 編集・書き出し / AI 講評 / AI 検索 / DaVinci Resolve 連携) は利用不可。詳細は 機能比較表。 |
Mac / Win 機能比較
v3.1.2 時点の Mac 版と Windows 版の機能差は、OS が提供する仕組みに依存する 4 項目に限られます。詳細は別ページ 機能比較表 にまとめています。
- HEIF / HIF / HEIC のネイティブ編集と 10bit HEIF 書き出し (Mac のみ)
- Apple Intelligence による AI タグ検索 (Mac のみ)
- Apple Intelligence による Photo Critique (写真講評) (Mac のみ)
- DaVinci Resolve 連携 (Send to DaVinci / DaVinci Extract、Mac のみ)
上記以外 (RAW 現像エンジン、19 スライダ、Geometry、スポット修正、JPEG 書き出し、Lightroom 連携 β、Loupedeck 連携、PonVaultChat 連携、exiftool 拡張、マルチウィンドウ、ワークスペース等) は Mac / Win とも共通で利用できます。
インストール
macOS
- 配布サイトから DMG をダウンロードして開きます。
PonZ Contents Viewer.appをApplicationsフォルダへドラッグします。- 初回起動時は右クリック → 開く → 開く の順でセキュリティ確認を許可します。
Windows
- 配布サイトから Windows 版インストーラ (
.exe) をダウンロードします。 - インストーラを実行します。初回起動時は SmartScreen の警告が出ることがあります。「詳細情報」→「実行」を選択して進めてください。
- インストール後、スタートメニューまたはデスクトップから PonZ Contents Viewer を起動します。
Windows 版で利用できない Mac 限定機能 (HEIF 編集・書き出し / AI 講評 / AI 検索 / DaVinci 連携) については 機能比較表 を参照してください。
① 素材を取り込む
SD カード等の外部メディアから素材を PC にコピーしたり、散らばったフォルダを整理したりする機能です。FilterBar 左端の Import ボタンから開きます。
Import — SD カードからコピー
取込元フォルダ (SD カード等) を指定すると、配下のファイルを再帰的に走査し、PonZ 登録フォルダ配下に yyyy/mm のバケットを自動作成してコピーします。
- 振り分けは EXIF 撮影日時を優先し、取得できない場合はファイル更新日時を使用します。
- 取込元ファイルは移動せず、コピーのみ行います。SD カード側には一切変更を加えません。
- 同名・同内容のファイルが宛先に存在する場合は自動的にスキップします (SHA-256 で判定)。
- 完了後は登録フォルダに対して差分スキャンを自動実行します。
取込先フォルダは PonZ に登録済みのフォルダ、またはその配下に指定してください。yyyy/mm 形式の末端フォルダを取込先に指定すると二重ネストになるため拒否されます。
Organize — フォルダを整理する
撮影済みファイルを日付フォルダに整理する機能です。Drive と Local の 2 チャンネルを持ちます。
- Drive チャンネル — 同一ボリューム内で元ファイルを
yyyy/mmフォルダへ移動します。 - Local チャンネル — PonZ 登録フォルダ配下の指定先へコピーします。
- Drive と Local は同時に有効化できます。同一ファイルに対してコピーを先、移動を後に実行します。
- 設定は保存され、次回から即時実行できます。
Drive move で登録済み PonZ フォルダを元フォルダとして使うと、移動後にレーティングや編集パラメータの DB レコードが孤立することがあります。UI 上で警告が表示されます。
② 閲覧・選別する
フォルダを登録してスキャン
左ペイン (フォルダツリー) 下部の + Add Folder からスキャン対象フォルダを登録します。内部のサブディレクトリは自動でツリー化されます。フォルダ行の右クリックからラベル編集・削除・再スキャンが行えます。ドラッグで表示順の入れ替えも可能です。
スキャンには差分スキャン (新規・更新・削除の差分のみ反映) とフルスキャンの 2 種類があります。通常の操作では差分スキャンが走ります。フォルダ行を右クリック → Rescan (Full) でフルスキャンも実行できます。
外付けドライブの突然の切断などでスキャンが一部失敗した場合、画面上部に警告バナーが表示されます。「差分再試行」または「フル再試行」で復旧できます。
Media Mode (動画 / 静止画の切替)
左ペイン上部の MOVIE / STILL ボタンで表示するメディア種別を切り替えます。両方 ON で混在表示、片方だけ ON で絞り込みができます (最低 1 つは常に ON)。
ファイルの選択と閲覧
- クリックで単一選択。Shift+クリックで範囲選択、Cmd/Ctrl+クリックで追加選択。
- 静止画はダブルクリックで全画面プレビュー (StillPreview)。マルチウィンドウ ON の場合は別ウィンドウで開き、サムネ一覧はそのまま残ります。動画はダブルクリックで動画プレーヤーが起動。
- 動画カードはマウスホバーでスクラブフレームが切り替わり、冒頭から末尾までをプレビュー可能。
- 矢印キーで前後ファイルへ移動 (上下キーは列数に応じた行移動)。
サムネイルサイズ
FilterBar 右端のスライダ、または Cmd/Ctrl+マウスホイールで 120〜400px の範囲で変更できます。
レーティングと色ラベル
- 数字キー 1〜5 で★レーティング、0 で解除。
- 色ラベル: q=赤 / w=黄 / e=緑 / r=青 / t=紫、y で解除。
- 同じ色キーをもう一度押すと解除されます (Lightroom 準拠)。
- ファイル右クリックのメニュー、および MetaPanel の★表示からも設定可能。
C.TAG (カスタムタグ)
C.TAG は、フォルダ移動せずに写真へ任意の短い分類ラベルを付ける機能です。ポートレート連続撮影、バンド・アイドルライブ、ソロ / ペア / 集合 / イメージカットの分類など、あとでまとめて探したい場面に向いています。
- 設定 → 表示 → C.TAG を有効化 を ON にすると、FilterBar に C.TAG ボタンとタグ付けパレットアイコンが表示されます。
- C.TAG フィルター内の Tag Settings から、3 レターコード・説明・色を持つタグを最大 50 個まで作成できます。
- タグ付けパレットはドラッグ移動でき、閉じるまで表示されたままです。選択中の 1 枚または複数ファイルに対してタグを一括付与できます。
- 1 ファイルに付けられるカスタムタグは最大 5 個です。サムネイル上には色付きの 3 レタータグが表示されます。
- 既定ショートカットは Cmd+1〜9 で登録順 1〜9 のタグ付け、Cmd+0 でカスタムタグ全解除です。
- 設定 → 表示 → Number shortcuts for C.TAG を ON にすると、1〜9/0 が C.TAG、Cmd+0〜5 が★レーティングになります。
スタック / 自動スタック
連写や近いカットを 1 つの束として表示し、サムネイル一覧の密度を保つ機能です。
- 表示順で連続している 2 枚以上を選択し、右クリック → Stack Selected で手動スタックを作成できます。離れた位置のファイルはスタック化できません。
- スタックはサムネイル左上のバッジに枚数が表示されます。バッジを押すと展開 / 折りたたみでき、FilterBar のスタックアイコンで表示中のスタックをまとめて開閉できます。
- スタック内のファイルを右クリック → Set as Stack Top で代表画像を変更できます。手動スタックは Unstack で解除できます。
- 設定 → 表示 → Nikon Z Burst Auto Stack を ON にすると、Nikon Z の BurstGroupID を使った自動スタックが有効になります。対象は Nikon Z 静止画のみです。
- 自動スタックは、同じフォルダ・同じカメラ・同じ BurstGroupID のファイルを、撮影時刻 5 分以内のまとまりとして表示します。右クリックから代表画像変更と Ignore Auto Stack に対応します。
フィルタバー (絞り込み)
画面上部の FilterBar で複数条件をかけて絞り込みできます。
- Codec / Color / Camera / Lens / Profile / Resolution / FPS — 複数選択ドロップダウン。
- Rating / Color Label — 星評価・色ラベルで絞り込み (≥ / ≤ / = モード切替)。
- Date Range — 撮影日時の開始・終了を指定。
- Filename — ワイルドカード (
*/?) 対応の部分一致検索。 - Shot EXIF — 焦点距離・フォーカス距離 (Nikon機のみ / exiftool 取得値の目安)・絞り・シャッター速度・ISO をモーダルで細かく絞り込み。
- C.TAG — カスタムタグを AND / OR で絞り込み。No Tags、Select All、Clear にも対応し、他のフィルター条件と同時に使えます。
- Edited — EditMode で調整済みの静止画のみ。
- GPX / Critique / LUT — 位置情報付き / 講評済み / LUT 適用済みのみ。
右端の Clear ボタンで C.TAG を含む全フィルタをリセット。AF トグルで AF ポイントの重畳表示、# トグルでファイル順序番号の表示を切り替えできます。スタックアイコンでは、表示中のスタックをまとめて展開 / 折りたたみできます。
並び替え
Sort ドロップダウンから File Name / Date / Camera / Lens / Focal Length / Format / Resolution / Duration / File Size / FPS / Rating の中から基準を選択。矢印ボタンで昇順 / 降順を切り替えます。
右クリックメニュー
ファイルカード上で右クリックすると対象メディアに応じて以下のメニューが表示されます (UI は英語表記)。
- Open in Finder / Explorer — 元ファイルを OS のファイラーで表示。
- Open with… — 設定で登録した外部アプリで開く (3 つまで登録可)。
- Copy — ファイルをクリップボードにコピー (Finder / Explorer に貼付可能)。
- Copy Metadata — カメラ・レンズ・ISO・F値・撮影時刻をテキストとしてコピー。
- Edit (静止画) — EditMode を開く。
- Copy Edit / Paste Edit / Remove Edit / Export Edited — 編集パラメータの操作と書き出し。
- Send to DaVinci Resolve / DaVinci Extract (動画 / macOS) — DaVinci への送信。
- Send to Lightroom (静止画 β) — Adobe Lightroom へアップロード。
- Move to Trash — PonZ ゴミ箱に移動 (設定で有効化後)。
- Remove GPX — 位置情報を外す。
- Set Rating / Color Label — サブメニューから直接設定。
- Stack Selected / Set as Stack Top / Unstack / Ignore Auto Stack — 選択ファイルのスタック化、代表画像変更、スタック解除、自動スタックの無視。
- LUT (動画) — ファイル固有 LUT をフォルダ階層メニューから選択。
ドラッグ&ドロップ
選択したファイルを Finder / Explorer や他アプリにドラッグして渡せます。複数選択時はドラッグ中に束のアイコンで表示されます。
メタ情報パネル
画面右の MetaPanel には EXIF 情報 (カメラ・レンズ・ISO・F値・シャッター速度・焦点距離・フォーカス距離・色空間・撮影時刻・GPS 座標など) が表示されます。Cmd/Ctrl+F でフォルダパネル、Cmd/Ctrl+P でメタパネルを開閉できます。
ステータスバー
画面下部にはスキャン進捗、選択ファイル数、コーデック別ファイル数、サムネ / スクラブ / メタデータのキャッシュ生成進捗、書き出しキュー進捗が表示されます。書き出しキューの進捗はダブルクリックで中止できます。
③ じっくり見る
StillPreview (静止画全画面プレビュー)
一覧で静止画をダブルクリックすると全画面プレビューに入ります。
- ズーム — マウスホイール / ピンチ / 右クリックメニュー (Fit / 100% / カスタム%)。100% は元画像の等倍基準です。
- クリック等倍 — 画像をシングルクリックするとクリック位置を中心に 100% 等倍へ拡大。ズーム中にクリックすると Fit に戻ります。
- パン — ズーム中のドラッグで移動。全体図を示す Navigator が画面隅に表示されます。
- AF ポイント — FilterBar または MetaPanel の AF トグルで表示切替。
- ヒストグラム — RGB / 輝度の分布を表示。
- フィルムストリップ — 画面下に前後のサムネが並び、クリックで切替。
- LUT プレビュー — グローバル LUT がリアルタイムで適用されます。
右下のズームパネルでは現在の表示倍率を元画像基準の % で確認できます。Default はプレビューを開いたとき / 前後の写真へ切り替えたときの初期倍率で、Fit、1.5x〜5x、または Slider を選べます。Slider を選ぶと、現在のズームスライダーの % が次回の初期表示として保存されます。
i ボタンには Reference (元画像または編集後の原寸出力) と Preview (現在表示している埋め込み JPEG / 編集済みプレビュー / スマートプレビュー) の解像度が表示されます。❗ が出ている場合は、表示中のプレビュー素材が元画像より低解像度です。細部確認は EditMode で行ってください。
キー操作: ←/→ で前後ファイル、0〜5 でレーティング、q〜t/y で色ラベル、Esc または Space で閉じる (ズーム中の Esc は等倍復帰)。
動画プレーヤー
動画カードをダブルクリックするとネイティブ動画プレーヤーが起動します (macOS: AVFoundation 系)。RAW 動画も PC スペックに応じて再生できます。
- スクラブバー — ドラッグで任意フレームへシーク。
- 前後ファイル — ←/→ で切替。
- レーティング / 色ラベル — 動画プレーヤー内でも数字・色キーで操作可能。
- 閉じる — Esc。
④ 静止画を編集する
静止画の現像・編集機能は v3.0 系からの新機能です。
静止画を選択して右クリック → Edit、または Cmd/Ctrl+E で EditMode に入ります。変更はすべてアプリ内 DB に保存され、元ファイルは一切変更しません。
EditMode のプレビュー拡大操作は、クリックで 100% 等倍表示、ダブルクリックでヘッダーの拡大率スライダーに保存された倍率へ切り替わります。ズーム中にクリックまたはダブルクリックすると Fit に戻ります。以前の「クリックで前回倍率 / ダブルクリックで等倍」とは操作が入れ替わっています。
誰でも楽しく、素早く現像できる操作系です。左手デバイスがなくても、視覚的・体感的に現像できるよう設計しています。大量の写真を捌くときもストレスなく、「楽しく」現像し続けられることを目指しています。
- A / Z(または ↑ / ↓)— パラメータを選択
- マウスホイール — 選択中のパラメータをぐりぐり調整
- S / D キー — キーボードでも増減可能(Shift で大幅)
- スペース 2 回 — 選択中のパラメータをリセット
- B キー — Auto Tone(露出・コントラスト・ハイライト・シャドウ・黒白を一発自動調整)
- X キー — 傾き補正モード(Straighten)
- C キー — クロップモード
- / キー — スポット修正(Brush Repair)のトグル
- 不要なパラメータを飛ばせるスキップ設定あり
調整スライダ一覧
| グループ | スライダ | レンジ |
|---|---|---|
| Tone | Light 全体明るさ | -5.00 〜 +5.00 EV |
| Brightness 中間明るさ | -100 〜 +100 | |
| Periphery 周辺明るさ | -100 〜 +100 | |
| Contrast コントラスト | -100 〜 +100 | |
| Highlights ハイライト | -100 〜 +100 | |
| Shadows シャドウ | -100 〜 +100 | |
| Whites 白レベル | -100 〜 +100 | |
| Blacks 黒レベル | -100 〜 +100 | |
| Color | Color Tone 色味 | -100 〜 +100 |
| Vibrance 自然な彩度 | -100 〜 +100 | |
| Saturation 彩度 | -100 〜 +100 | |
| 色味補正 | Temperature 色温度 | -100 〜 +100 (NEF では Kelvin 表示) |
| Tint 色かぶり | -100 〜 +100 | |
| Detail | Sharpness シャープネス | 0 〜 100 |
| Texture テクスチャ | -100 〜 +100 | |
| Clarity 明瞭度 | -100 〜 +100 | |
| Dehaze かすみ除去 | -100 〜 +100 | |
| Luminance NR 輝度ノイズ | 0 〜 100 | |
| Color NR カラーノイズ | 0 〜 100 |
各スライダはドラッグ・数値入力・マウスホイールに加え、フォーカス時の S/D キーで増減、A/Z (または ↑/↓) で前後スライダへ移動できます。Space 2 回で既定値に戻ります。
Geometry — 傾き / クロップ / 透視補正
- Straighten 傾き補正 — -45° 〜 +45°。X キーで起動。
- Crop Size トリミング — 1 〜 100%。C キーで起動。
- Horizontal / Vertical — 水平・垂直の透視補正 (-100 〜 +100)。
- Crop プリセット — Free / Original / 1:1 / 4:3 / 3:2 / L-size / 16:9。横・縦方向を切替可能。
- Upright Auto — Off / Level (傾きのみ自動) / Upright (傾き+透視 自動) の 3 モード。
- ガイドグリッド — None / 三分割 / 細分割 / 黄金比 / 対角 / クロスヘア から選択。
Brush Repair (スポット修正)
/ キーまたはサイドバーの Brush Repair アコーディオンからブラシモードに入ります。ブラシでマスクを塗ると、周辺ピクセルから自動的に修復します。
- [ / ] またはホイールでブラシサイズを変更 (既定 24px、最大 150px)。
- Alt+ドラッグでマスクを消す (消しゴム)。
- Shift+ドラッグで参考エリア (clone source) を矩形指定。
- Enter またはリスト項目ダブルクリックでブラシモードを終了・確定。
HLG NEF は色空間の都合で Brush Repair 対象外です。ブラシサイズは前回値を保持します。
Nikon NEF 専用項目
- Picture Control — Standard / Neutral / Vivid / Monochrome / Flat ほか Creative 系 20 種、HLG 3 種から選択可能。
- Active D-Lighting — Off / Low / Normal / High / Extra / Auto。
- SDK Noise Reduction — As Shot / Off / Low / Normal / High。スライダ側のノイズ低減とは独立。
- Temperature — As Shot Kelvin を基準にスライダを絶対 Kelvin として表示。
- HLG NEF → 10bit HDR HEIF 書き出し — HLG 収録の NEF を Nikon SDK mode で開いたときは HDR HEIF 出力が選べます。HDR HEIF では SDK 対応パラメータのみ使用します。
HEIF / HIF ネイティブ編集
.hif/.heif/.heicは macOS ネイティブ経路で読み込み、EditMode で非破壊編集できます。- HEIF 形式の書き出しは、16bit 編集できる RAW/DNG/HIF/HEIF/HEIC、および HLG 収録の Nikon NEF で有効です。JPEG / TIFF / PNG など 8bit 画像は JPEG 書き出しを使います。
- 書き出し形式は HEIC 4:2:2 と HEIC 4:2:0 から選べます。HIF/HEIF/HEIC が HLG の場合は HLG のまま、通常 RAW/DNG/HIF/HEIF/HEIC は 10bit SDR HEIF として出力します。
- HEIF 書き出し時も、元ファイルの EXIF / GPS を可能な範囲で引き継ぎます。
Auto / Undo / コピー&ペースト
- B — Auto Tone (露出・コントラスト・ハイライト・シャドウ・黒白を自動調整)。
- Cmd/Ctrl+Z / Shift+Z — Undo / Redo。
- Cmd/Ctrl+C/V — 編集パラメータのコピー / 貼付。色調系 14 項目が対象 (Geometry・ノイズ低減・NEF SDK 固有項目はコピー対象外)。
- F 長押し — 色調のみ元に戻してプレビュー。G 長押し — 完全オリジナルをプレビュー。
保存とリセット
- 自動保存 — EditMode 終了時に変更が DB に保存されます (Save ボタン操作は不要)。
- Reset All — 全スライダを既定値に戻し、DB 上の編集情報も削除します。
- Edited バッジ — 既定値から一つでも変わっていると、一覧のサムネ右下に表示されます。
書き出し (Export)
- 保存先 / Destination macOS — Folder / 保存フォルダ(従来) と Photos.app / 写真アプリ(新規) から選びます。Photos.app を選ぶと書き出しは macOS の写真ライブラリに直接追加され、保存フォルダは無視されます。初回のみ macOS から「PonZ Contents Viewer が "写真" を制御することを求めています」という Automation の許可ダイアログが出ます。許可すると以降は背景で読み込まれ、写真アプリは前面に出てきません。Single / Batch / Quick Export いずれの経路からも同じ設定が適用されます。
- 形式 — JPEG (常時) / HEIC 4:2:2 10bit / HEIC 4:2:0 10bit。HEIF は 16bit 編集できる RAW/DNG/HIF/HEIF/HEIC、および HLG 収録の Nikon NEF で選択できます。
- 解像度 — Full (原寸) / 2MP / 10MP / カスタム (100 〜 20000 px、長辺指定)。
- 品質プリセット — High (q=0.99) / Standard (0.98) / Compressed (0.92) / Max MB。既定は High。
- Max MB — 1MB 以上で上限サイズを指定。PonZCV は複数品質を試し、指定 MB を超えない候補だけを採用します。5MB 指定で 5.2MB のような超過候補は採用しません。最低品質でも超える場合は失敗として扱います。
- EXIF / GPS — 元ファイルのメタデータを可能な範囲で引き継ぎます。編集後の画像は向きを焼き込んだ状態で保存するため、出力 EXIF の Orientation は標準向きとして扱います。
- Quick Export — Cmd/Ctrl+L で現設定のまま書き出しキューに投入。保存先が Photos.app の場合は出力フォルダ未設定でも実行できます。
- Batch Export — 一覧で複数選択 → 右クリック → Export Edited でまとめて書き出し。選択範囲に 16bit 編集できる RAW/DNG/HIF/HEIF/HEIC または Nikon HLG NEF が含まれる場合は HEIF も選択できます。HEIF 非対応ファイルが混在する場合、そのファイルは JPEG 側にフォールバックします。Photos.app 直送も Batch から利用可能です。進捗はステータスバーに表示、ダブルクリックで中止。
- 共通ダイアログ — v3.1.1 から EditMode・StillPreview・一覧画面のいずれから書き出しても同じダイアログ・同じ設定 (保存先 / 形式 / 品質 / 解像度 / 同名保存) が適用されます。
⑤ メタ情報を整える
GPX (GPS 位置情報) 付与
設定 → ツール → GPX GPS Assignment から GPX ログ (登山 / ドライブ / 自転車アプリの出力) を読み込むと、撮影時刻と照合して GPS 座標を自動で紐付けます。
- 対象範囲 — アクティブフォルダ / 選択ファイル / ライブラリ全体 から選択。
- 時刻オフセット秒と許容誤差秒を指定可能。
- 適用前にプレビューが表示され、対象行を選んで確定します。
- マッチング結果は matched / skipped-existing-gps / missing-capture-time / unmatched の 4 種類で表示されます。
- 不要になれば右クリック → Remove GPX。元ファイルの EXIF GPS は変更しません。
撮影時刻補正 (Edit Capture Time)
カメラの時計がずれていたとき、あとから撮影時刻を補正できます。ファイルを選択してメニューバーの Edit → Edit Capture Time… (Windows は File メニュー) から開きます。選択ファイルがない場合はメニューが非活性になります。
- 補正値は PonZCV 内部の DB に保持され、元ファイルの EXIF は変更しません。
- 補正後の時刻はフィルタ・ソート・GPX マッチングに反映されます。
⑥ 動画を活用する
LUT プレビュー
FilterBar の LUT ボタンからグローバル LUT (.cube 形式) を選択すると、一覧サムネと StillPreview でリアルタイムプレビューが有効になります。動画ファイル固有の LUT は右クリック → LUT から割り当て可能です。
フレーム切り出し
動画プレーヤーの任意フレームで右クリック → Extract Frame を選択すると、現フレームを JPEG で書き出します。FilterBar の FrameExtract ボタンからパネルを開くことも可能です。
DaVinci Resolve 連携 macOS
右クリック → Send to DaVinci Resolve で、選択した動画を DaVinci Resolve のメディアプールに送信します。DaVinci Resolve が起動していない場合は自動で起動を試みます。
- DaVinci Extract — 指定フレームを切り出して DaVinci へ送信します。
⑦ 整理・管理する
フォルダ relink (移動対応)
登録済みフォルダを OS 上で別の場所へ移動した場合、フォルダツリーの該当フォルダ行を右クリック → Relink Folder で新しいパスを指定すると、レーティング・編集情報を引き継いだまま再紐付けできます。
ponzcv.dat は削除しないでください。
削除するとフォルダ ID が失われ、PonZCV は別のフォルダとして扱います。過去のレーティング・編集情報との紐付けが切れ、見た目上は「ゼロに戻った」状態になります。
個別ファイルの移動・リネームは追従しません
別のフォルダへ個別ファイルを移動したり、ファイル名を変更すると、PonZCV はそれを「旧ファイルが消えた・新ファイルが増えた」として扱います。レーティング・編集情報は引き継がれません。フォルダ構造を整理したい場合は、個別ファイル単位ではなくフォルダ単位で動かすと情報が失われません。
PonZ ゴミ箱
設定 → データ管理 → Enable Delete (Trash) を ON にすると削除機能が有効になります。右クリック → Move to Trash でゴミ箱へ移動します。
- 復元 — ゴミ箱に入ったファイルはゴミ箱ビューから元のパスに戻せます。元パスに同名ファイルが存在する場合は復元できません。
- 完全削除 — 設定 → Empty Trash で全件削除。ゴミ箱ビューから unit 単位での削除も可能です。
- サイズ上限 — 既定 5GB。上限超過する場合は古い unit の削除を提案します。選択ファイルだけで上限を超える場合はゴミ箱経由せず直接完全削除を提示します。
メンテナンス
設定 → メンテナンスから以下の処理をまとめて実行できます。
- Generate Scrub Preview — 動画スクラブキャッシュを一括生成。
- Compress Thumbnails — 既存サムネを 640px にリサイズしてディスク使用量を削減。
- Re-fetch Missing — メタ / サムネ / スクラブが未取得のファイルを再取得。
- Clean Up Missing Files — 実ファイルが見つからない DB エントリを削除。
⑧ ウィンドウとレイアウト (マルチウィンドウ)
v3.1.0 から、サムネ一覧と「Preview / Edit」を 独立したウィンドウ に分けて使えます。マルチモニター環境では、ノート PC 内蔵画面にサムネ一覧、外付け 4K にプレビュー/編集を流すといった配置も可能です。シングルモニター環境でも、サムネ一覧の文脈を保ったまま 1 枚をじっくり見たい場面に適します。
有効化
- 設定 → 表示 → マルチウィンドウ を ON にします。
- ON の状態で静止画をダブルクリックすると、別ウィンドウでプレビューが開きます。Space は別ウィンドウの Preview、Cmd+E は別ウィンドウの Edit を開きます。メインのサムネ一覧は同一画面内 Preview / Edit に切り替わりません。
- OFF に戻すと、開いていた別ウィンドウは自動で閉じてサムネ画面オーバーレイ表示に戻ります。
2 ウィンドウの役割
- メインウィンドウ: サムネ一覧専用。フォルダ選択、フィルター、並び替え、選択カーソル移動。マルチウィンドウ ON 中は、ここから直接同一画面の Preview / Edit へは切り替わりません。
- プレビュー/編集ウィンドウ: 1 ファイルの拡大表示と編集。Preview と Edit はこのウィンドウ内で切り替え。
両ウィンドウの連動
- メインで矢印キーや Filmstrip でファイルを選ぶと、別ウィンドウの表示が即座に追従します (静止画間)。
- 動画にフォーカスが移ると別ウィンドウは生かしたまま動画プレーヤーが起動 (位置は別ウィンドウに重ねる)。プレーヤー内 ←/→ で次へ進めると、静止画では別ウィンドウに復帰、動画では change-file で切替。
- 別ウィンドウで矢印・Filmstrip でファイルを送ると、メインのサムネカーソルとスクロールも追従します。
- レーティング、カラーラベル、Edit パラメータ、LUT 設定、AF ポイント表示・並び順・表示モード等の 設定変更はどちらの窓で行っても両方に即時反映。シングルモードと同じ操作感です。
ウィンドウメニュー
- Save Workspace… — 現在のメイン窓と別窓の位置・サイズを名前付きで保存。
- Manage Workspaces… — 一覧、読み込み、改名、削除、優先 (Pin) 指定。保存時のディスプレイ構成 (例: 2画面: MBP内蔵 + 4K LG) を表示し、現在の環境にマッチする entry をハイライトします。
ワークスペース切替ボタン
メインウィンドウのツールバーと別ウィンドウのタイトルバーに、モニターアイコンのボタンが表示されます。管理画面で「優先 / Pin」をチェックしたワークスペース (最大 3 件) を、ボタンを押すたびに登録順 (1→2→3→1) で切り替えます。優先 0 件のときはグレー (無効) 表示。ノート PC を複数ロケーション間で持ち歩く場合に活躍する設計です。
起動時に最後の状態を復元
設定 → 表示 → 起動時に最後の状態を復元 を ON にすると、終了時の窓レイアウトを次回起動時に自動で復元します。手動の名前付きワークスペースとは独立した別系統で、ON のままにしておけば常に「前回終了時の続き」から再開できます。
外付けディスプレイにプレビュー/編集ウィンドウを置き、内蔵ディスプレイにメインのサムネ一覧を置くと、写真の選別→大画面で確認→次へ、というワークフローがスムーズに回ります。各モニタ構成ごとに「自宅 4K」「オフィス 2 画面」「出先 単独」などの名前でワークスペース保存して切替するのが定番運用です。
⑨ 外部と連携する
Lightroom 連携 β
Adobe Lightroom CC の指定アルバムへ静止画をアップロードします。
- 設定 → 連携 → Lightroom Sync を ON に。
- Adobe Developer Console で OAuth 用の Client ID を発行し、API Key 欄に入力。
- Connect を押して Adobe アカウントで認可。
- ファイル右クリック → Send to Lightroom でアップロード (進捗はステータスバー)。
β 扱いのため、大容量動画等は対象外です。アップロードキューは起動時に再開されます。
Apple Intelligence 連携 macOS
Apple Intelligence 対応 macOS (Tahoe 以降・Apple Silicon) で以下を利用できます。
- AI タグ検索 — FilterBar の AI ボタンから起動。画像から自動抽出したタグを AND / OR で組み合わせて絞り込みます。タグは日本語訳付きで表示。絞り込みは名前付きで保存・再利用できます。
- Photo Critique (写真講評) — MetaPanel または右クリックから実行。構図・露出・色・光などを短文で講評。Original (元画像) と Edited (編集後) の 2 種を個別に保存できます。
- 講評の言語 — 設定で英語 / 日本語を切替可能。
PonVaultChat 連携 β macOS
写真講評の結果を PonVaultChat (ローカル AI) に送信し、対話的に記録を掘り下げる仕組みです。設定 → 連携 → PonVaultChat Integration で URL と API トークンを入力してください。
exiftool 拡張
Sony / Canon / Fuji / OM / Panasonic / Pentax / Nikon Coolpix の RAW で AF ポイントを表示するには exiftool 拡張を有効にしてください。
- exiftool 公式サイト から OS 向けインストーラを入手してインストール。
- 設定 → 連携 → exiftool Extension を ON に。
- 対象フォルダを再スキャンすると AF 情報が取得されます。
外部アプリ連携 (Open With)
設定 → 連携 → Open With App #1〜3 に任意のアプリケーションを登録できます。ファイル右クリック → Open with (アプリ名) で登録アプリに渡せます。静止画に対して最大 3 本まで登録可能です。
PonToExif 形式のエクスポート
設定 → ツール → PonToExif Export で選択範囲のメタデータを .ponexif 形式で書き出せます。PonToExif アプリと組み合わせて撮影傾向分析に使えます。
旧 iCloud データの削除 macOS
v3.1.1 では iCloud 同期は提供しません。過去バージョンで同期データが残っている場合に限り、設定 → データ管理 → Delete iCloud Data からクリーンアップのみ実行できます。
設定
ツールバーの歯車アイコン、またはショートカット Cmd/Ctrl+, から設定パネルを開きます。左サイドに 6 つのカテゴリが並び、2 列レイアウトで表示されます。
表示
- Fast Display Memory Budget — サムネ表示に使うメモリ量 (低 / 標準 / 32GB / 64GB)。PC のメモリ容量に合わせて調整します。
- Invert Wheel Direction — EditMode でのマウスホイール方向を反転します。
- Show both RAW and JPG — 同名の RAW と JPEG sidecar を両方表示するか。既定は OFF。変更後は再スキャンが必要。
- C.TAG を有効化 / Enable C.TAG — OFF のときは C.TAG ボタン、タグ付けパレット、サムネイル上のタグ表示を隠します。タグの追加・編集は C.TAG フィルター内の Tag Settings から行います。
- Number shortcuts for C.TAG — C.TAG 有効時のみ表示。ON にすると数字キーを C.TAG 優先にし、★レーティングは Cmd+0〜5 に移ります。
- マルチウィンドウ / Multi-Window — Preview / Edit を別ウィンドウで開きます。OFF に戻すと別ウィンドウは閉じ、従来のオーバーレイ表示に戻ります。
- 起動時に最後の状態を復元 / Restore last session on startup — 終了時のウィンドウ配置を次回起動時に復元します。
- Nikon Z Burst Auto Stack — BurstGroupID が同じ Nikon Z 静止画を 5 分以内のまとまりで自動スタック化します。対象は Nikon Z のみです。
StillPreview の初期拡大率は、プレビュー画面右下の Default から変更します。設定した値はアプリに保存され、次回以降のプレビュー表示に反映されます。
RAW 現像
- Enable RAW Develop Mode — RAW ファイルのデコードを行うか (OFF にすると埋め込みプレビューのみに)。
- Nikon Default Engine (NEF) — NEF のデコーダを Nikon SDK または LibRaw から選択。Nikon SDK は純正色 (Picture Control を含む)、LibRaw は他社 RAW と同条件で比較したい場合に有効。
- High Efficiency RAW (HE / HE*) の注意 — 高効率圧縮の Nikon NEF は LibRaw では decode できません。対象ファイルを LibRaw mode で開いた場合は Nikon SDK mode に自動切替されます。
- Lensfun Lens Database — レンズ補正用 DB の状態を表示。自前の更新 DB をインポートしたり、同梱 DB に戻したりできます。
LibRaw 現像オプション (v3.0 新設)
DNG 以外の RAW を LibRaw で現像する際の挙動を、設定画面と EditMode の LibRaw アコーディオン から調整できます。設定画面の値は新規ファイルの初期値、EditMode の値は写真ごとに保存されます。
- Bayer デモザイク方式 —
AHD(標準・推奨) /AAHD(偽色低減) /DCB(エッジ強調) /DHT(最高品質・最遅)。 - X-Trans デモザイク (Fujifilm 専用) —
3-pass(高品質・推奨) /1-pass(高速)。 - FBDD ノイズ低減 —
Off/Light/Full。 - ハイライト粘り —
Clip(既定) /Unclip/Blend/Rebuild 3/5/7/9。Rebuild 値が大きいほど隣接情報からハイライトを再構築します。
連携
- Open With App #1〜3 — 外部アプリを 3 枠まで登録。
- Lightroom Sync β / API Key。
- exiftool Extension — ON / OFF と検出状態。
- Critique Output Language — 講評の出力言語 (英語 / 日本語)。
- PonVaultChat Integration / URL / API Token。
ツール
- GPX GPS Assignment — 位置情報の自動付与。
- PonToExif Export — メタデータの書き出し。
メンテナンス
- Generate Scrub Preview — 動画スクラブキャッシュの一括生成。
- Compress Thumbnails — サムネを 640px にリサイズ。
- Re-fetch Missing — 未取得のメタ・サムネ・スクラブを再取得。
データ管理
- Enable Delete (Trash) — PonZ ゴミ箱機能の有効化。既定 OFF。
- Trash Size Limit — ゴミ箱の上限容量 (GB)、既定 5。
- Empty Trash — ゴミ箱を完全削除。
- Clean Up Missing Files — 実ファイルが見つからない DB エントリを削除。
- Reset Apple Intelligence — AI タグ・講評結果の全リセット。
- Delete iCloud Data — 過去バージョンの CloudKit / iCloud Drive 上の同期データを削除。
- Delete All & Reset — 全キャッシュ・レーティング・色ラベル・C.TAG・スタック・分析データを削除 (登録フォルダは保持)。
対応フォーマット
| 分類 | 拡張子 | 備考 |
|---|---|---|
| 動画 RAW | .nev / .r3d / .crm | Nikon N-RAW / RED R3D / Nikon R3D NE / Canon Cinema RAW Light |
| 動画標準 | .mp4 / .mov | 各社ミラーレス、iPhone、DaVinci プロキシ等 |
| 静止画 RAW | .nef / .nrw / .arw / .dng / .raf / .cr3 / .cr2 / .orf / .rw2 / .pef | Nikon / Sony / Adobe DNG / Fujifilm / Canon / OM / Panasonic / Pentax |
| 静止画標準 | .jpg / .jpeg / .tif / .tiff / .png / .hif / .heif / .heic | HIF / HEIF / HEIC は macOS でネイティブ編集と 10bit HEIF 書き出しに対応 |
AF ポイント表示
- Nikon Z 系 (Z9 / Z8 / Z7 系 / Z6 系 / Z5 / Z50 / Zf / Zfc / ZR など) — アプリ内パーサー、追加インストール不要。
- その他メーカー — exiftool 拡張を有効にすると表示 (Sony / Canon / Fuji / OM / Panasonic / Pentax / Nikon Coolpix)。
スキャン時の自動フィルタ
- RAW 動画と同名の
.mp4は proxy とみなし通常一覧から除外します。 - RAW 静止画と同名の
.jpg/.jpegは sidecar とみなし既定で除外します。 - 設定 → 表示 → Show both RAW and JPG を ON にすると次回スキャン以降は両方表示されます。
キーボードショートカット
修飾キーは macOS の Cmd を基準に記載しています。
全画面共通
- Cmd+,
- 設定を開く
- 0〜5
- レーティング設定 (0 で解除)
- Cmd+1〜9
- C.TAG 有効時、登録順 1〜9 のカスタムタグを選択ファイルに付与
- Cmd+0
- C.TAG 有効時、選択ファイルのカスタムタグを全解除
- q w e r t
- カラーラベル 赤 / 黄 / 緑 / 青 / 紫
- y
- カラーラベル解除
設定 → 表示 → Number shortcuts for C.TAG が ON のときは、1〜9/0 が C.TAG、Cmd+0〜5 がレーティングになります。
メイングリッド
- Cmd+A
- フィルタ適用後のファイルを全選択
- Cmd+= / -
- サムネイルサイズ増減 (ホイールでも可)
- Cmd+F
- フォルダパネル表示切替
- Cmd+P
- メタパネル表示切替
- Cmd+R
- 現在のフォルダを再スキャン (差分)
- Cmd+E
- 選択中の静止画を EditMode で開く
- ← → ↑ ↓
- 選択ファイルを移動
- Space
- 選択中の静止画をプレビュー (マルチウィンドウ ON 時は別窓で開き、一覧は維持) / 動画を全画面再生・閉じる
StillPreview
- シングルクリック
- クリック位置を中心に 100% 等倍表示 / ズーム中は Fit に戻る
- Esc / Space
- プレビューを閉じる (ズーム中の Esc は等倍復帰)
- ← / →
- 前 / 次のファイル
EditMode
- Esc
- フォーカス解除、未フォーカス時は EditMode 終了
- Enter
- Crop モード確定 / フォーカス解除
- クリック
- プレビューを 100% 等倍表示 / ズーム中は Fit に戻る
- ダブルクリック
- ヘッダーの拡大率スライダーで指定した倍率へ拡大 / ズーム中は Fit に戻る
- C
- Crop (トリミング) モード切替
- X
- Straighten (傾き補正) モード切替
- F (押下中)
- 色調のみ元に戻してプレビュー
- G (押下中)
- 全編集前の状態をプレビュー
- B
- Auto Tone (自動階調補正)
- A / Z (または ↑ / ↓)
- 前 / 次のスライダへフォーカス移動
- S / D
- フォーカス中のスライダを減 / 増 (Shift で大幅)
- Space ×2
- フォーカス中のスライダを既定値に戻す
- ← / →
- 前 / 次のファイルに移動 (編集は自動保存)
- Cmd+Z
- Undo
- Cmd+Shift+Z / Ctrl+Y
- Redo
- Cmd+C / V
- 編集パラメータのコピー / 貼付
- Cmd+L
- Quick Export
- /
- Brush Repair モードのトグル
- [ / ]
- ブラシサイズを増減 (Shift で ×4)
- Delete / Backspace
- Brush Repair の選択リージョンを削除
動画プレーヤー
- Space
- 再生 / 一時停止
- ← / →
- 前 / 次のファイル
- Esc
- プレーヤー終了
1〜5, 0, q〜t, y は既定ではレーティング・色ラベル用です。C.TAG の数字キー入れ替えを ON にした場合のみ、1〜9/0 がカスタムタグ用に切り替わります。
よくある質問
起動直後に一部サムネイルがグレーのままです
初回は軽量な file_index だけで一覧を復元し、その後にサムネとメタを補います。大規模ライブラリでは数秒〜数十秒かけて徐々に埋まります。
編集済み画像を元に戻したいです
EditMode の Reset All、または一覧右クリック → Remove Edit を使ってください。元ファイルは変更していないので、編集情報だけが外れます。
Nikon の Picture Control を切り替えると少し待ちます
代表的な preset は instant preview が入りますが、Blue / Sepia のようなモノクロ調色寄りや一部 Creative 系、および Active D-Lighting は SDK の再デコードを待つ時間が残ります。
NEF の温度スライダが Kelvin 表示になっています
NEF は Nikon SDK から取得した As Shot Kelvin を基準に、温度スライダの相対値を絶対 Kelvin に変換して表示しています (内部は offset のまま保持)。
RAW と JPG を両方表示したい
設定 → 表示 → Show both RAW and JPG を ON にしてから再スキャンしてください。
LibRaw の色が浅く / 平らに見えます
LibRaw は意図的に「最小解釈」のフラットな出力を返すため、カメラ JPG や Lightroom のデフォルト現像と比べると地味に見えます。まずサイドバー上部の Auto ボタン (B キー) でトーン整地し、必要に応じて Vibrance / Saturation / Clarity を調整してください。1 枚作り込んだ Look は Cmd+C / Cmd+V で他の写真にコピーできます。
Nikon NEF の場合は、左上のエンジンバッジから Nikon SDK に切り替えると Picture Control を含む純正色再現が利用できます。
HEIF 書き出しが選べません
HEIF 出力は、16bit 編集できる RAW/DNG/HIF/HEIF/HEIC、または HLG 収録の Nikon NEF で有効です。JPEG / TIFF / PNG など 8bit 画像では JPEG 書き出しになります。Nikon HLG NEF の HDR HEIF は Nikon SDK mode が必要で、LibRaw mode では SDR 10bit HEIF になります。Batch Export でも、選択範囲に対応ファイルが含まれない場合は HEIF を選べません。
Max MB 指定で、指定サイズを少し超えることはありますか
ありません。v3.1.0 の Max MB は「近いサイズ」ではなく「指定 MB 以下」を採用します。5MB 指定で 5.2MB の候補は採用せず、より小さい候補を探します。指定できる最小値は 1MB です。最低品質でも上限内に収まらない場合は、超過ファイルを作らず失敗として通知します。
AI ボタンが出てきません
Apple Intelligence 対応 macOS (Tahoe 以降・Apple Silicon) でのみ表示されます。
10 万件規模のライブラリでも使えますか
使えます。初回のサムネ生成・メタ取得には時間がかかりますが、次回以降は軽量 manifest から復元するため待ち時間は短くなります。
開発思想
「記録を資産に」
PonZ Contents Viewer は、撮った動画・写真を「ただのデータ」で終わらせず、後から使える資産にするための道具として設計しています。映えを採点するアプリではなく、いつ・どこで・何を撮ったかの文脈を保ったまま、並べる・選ぶ・残す・渡す、を軽快にこなすことを目指しています。
ローカル完結・非破壊
サムネイル・メタデータ・レーティング・色ラベル・C.TAG・スタック・編集パラメータはすべてローカル PC で完結します。元ファイルは書き換えず、EditMode の結果は DB 上で管理し、ユーザーが書き出しを実行したときだけ新しいファイルが生成されます。クラウドに勝手に送らない・元を壊さない——それがこのアプリの基本姿勢であり、だからこそ無償で配れると思っています。
レスポンス最優先
「サクサク動く」を最大の目標に、あらゆる工夫を詰め込んでいます。せっかくカメラ専用機を使っているのだから、後処理も気持ちよく楽しみたい——そんな想いから、触った瞬間に応えるアプリを目指しています。
Nikon だけじゃない、日本のカメラ文化へ
「つよぽんチャンネル〜基本的ニコン〜」を運営していますが、Nikon が好きなだけで、他のメーカーを否定する気はまったくありません。Sony、Canon、Lumix、Fujifilm、OM System、Pentax……これだけ個性の違うカメラメーカーが一国に集結しているって、冷静に考えてすごいことだと思っています。
Nikon だけ SDK 対応している理由はシンプルで、Nikon だけが SDK を公開しているからです。他メーカーが公開すれば、同じように対応したいと思っています。この豊かなカメラ文化に、少しでも貢献できるツールを作り続けていきたいです。
オレ得 (自分が使いたいから作る)
開発者自身がニコンの RAW で野鳥・動画・家族記録を扱う前提で作っています。一般向けに広く気を配るより、自分が使って気持ちよく動く状態を先に作り、そこから外に開いていく方針です。逆に言うと、開発者が使わない環境 (例: 対応していないフォーマット、未検証カメラ) のサポートは後回しになります。
スピード優先・フィードバック歓迎
大規模な QA 期間は設けず、開発者確認が取れた段階でリリースし、報告された不具合を最優先で直す方針で運用しています。おかしな挙動や要望は遠慮なくご連絡ください。
業務クリティカルな用途や長期安定稼働を最優先とする環境には本アプリは向かない場合があります。その用途では有償の商用ソフトウェア (Adobe Lightroom Classic、Capture One 等) のご利用もあわせてご検討ください。
ポリシーとお問い合わせ
品質保証ポリシー
個人開発の無償ソフトウェアです。致命的な不具合は最優先で修正します。未確認のカメラ・コーデックでも、再現サンプルをいただければ対応を検討します。
プライバシー
スキャン結果・レーティング・タグ・編集はローカル保存
サムネイル、メタデータ、ratings、color labels、C.TAG、スタック、編集パラメータはアプリのローカル DB とキャッシュに保存します。
元ファイルは変更しません
EditMode は非破壊編集です。書き出し時のみ別ファイルを生成します。
外部通信は明示有効化した機能のみ
Lightroom / PonVaultChat 連携は、ユーザーが設定または操作で使ったときだけ通信します。
AI はローカル経路優先
AI タグ検索・写真講評は Apple Intelligence のローカルモデルで処理します。
オープンソースライセンス
Electron、React、better-sqlite3、OpenCV.js、LibRaw、Adobe DNG SDK、Lensfun、ffmpeg など複数の OSS を利用しています。個別のライセンス表記はアプリ内のライセンス表示および配布物同梱のテキストをご確認ください。
お問い合わせ
質問・要望・不具合報告はこちらまで。
マニュアル: https://tsuyopon-n.photo/PonZCV/manual/312/ (English / Mac vs Win 比較)